写真をクリック
我が家に帰ると、ホッとする。 私だけでなく皆様もそうでしょう。 混み合う旅先の街から帰ってくると特にそう。
そろそろマイホームを構えたいな、そう思ったときに深く考えずに、とりあえず近くの住宅展示場を覗く・・・。 住宅メーカーの営業マンの景品攻撃に流される前に、一旦深呼吸して設計事務所に相談する方法があることを是非とも思い出して。
浜松市浜名区にある大林勇設計事務所では、住まいに何を重視したら良いのか、そもそも自分たちは何を求めているのかを見極め、対話を通して実現することのお手伝いができるかも。
家づくりとは、「住宅」という入れ物やステイタスを作るのではなく、実は自分や家族流の暮らし方や生き方を意識することであって、モノとしての車をポンと買う感覚とはちょっと違うよな、というのが私の考え。 だから、当事務所の大きな仕事は「木の家に暮らす愉しみをデザインすること」。
夏は木の床をハダシで歩きますよ、ゴロ寝もしますよ、冬は薪ストーブを焚きながら、カレーやおでんを煮込んで焼酎のお湯割りを飲みますよ。 そんな生活にワクワクしませんか。
私は自分で設計して一部は自分で施工し、建てた自然素材の家に住んでいます。天竜杉、木製建具、大型障子、漆喰左官、薪ストーブに囲まれ、子育ても一段落し毎日快適に暮らしています。
学校から帰宅して、ランドセルを放り投げて床に傷をつけた長男次男も自宅を出て、大学院生と大学生。 子供もいつまでも子供ではなく、必ず大人になります。 この見極めができないと、永久にチビっ子目線の家のままで、気付いたときには手遅れ。
薪ストーブ用の薪もあちこちに声をかけて集め、切ったり割ったり。ときには屋根に登って煙突掃除をし、憧れだけでない薪ストーブ生活の長所短所も実体験継続中。 大きな木製窓から畑や芝生の緑を望む、薪ストーブのある私なりの暮らし方の感覚で設計した家で暮らしています。
断熱や明るさの不足はないか、階段の勾配は、これで良いか、階下のトイレの高さには無理はないか、実は今でも新規設計の際には測定機器やメジャー片手に日々検証してアイデアを練っています。
私にとっても、あなたにとっても、依頼主の数だけ答えはある。 だから依頼主にとっても設計者にとっても「家づくりは難しい」。
そうなんです。 難しいから面白く、難しいから愛着のある木の家を住みこなしていくことが楽しいのです。
建築を設計するのは、建築家・建築士・設計士などと世間やメディアでは好き勝手に呼ばれてはおりますが、私の国家資格は、正式には一級建築士と呼ばれる業種です。
建築も好き、街歩きも好きで、新卒で勉強させてもらった、量産ハウスメーカーを卒業し、量産を是とする大手に抗いながら、木と漆喰左官を使い、手触り、足触りの良い自然素材の木の家を主にコツコツと設計しています。
「私達が建てたいのは、なんか住宅展示場の家は違うんだよな、でもどうすればいいか分からない。もう少し、木や左官の壁があって触りたくなるような温かみのある家が欲しいんだけどな」と、悩んだ方が自分らしいマイホームづくりをしたい時の駆け込み寺。
電話と営業マンの訪問の契約攻勢に辟易して困っています、と相談を受けて、土地探しからじっくりと家づくりの夢を実現に導いたこともあります。 特にノルマに追われた月末・年度末の営業マンのペースに巻き込まれてはダメですよ。
天竜杉、天竜桧、漆喰左官の木造住宅ならではの住み心地と住まい手の安全と経済性を考え、長期優良住宅・耐震等級3・省エネ等級5以上の性能対応の木の家を標準的としています。
住宅、建築、街並みに興味を持っていただこうと思い、最近では、浜松市図書館の雑誌スポンサー制度を利用し、細江図書館と都田図書館に「チルチンびと」という雑誌を置かせてもらっています。 名前を図書館で見かけたよ、と暖かい反応も多数頂いています。
新築以外にも「家あまり」とも言われる今だからこそ古民家の良さを生かした改修も好評です。旅行や街歩きも好きなので京町家を眺めながら、あれこれリノベーション案を空想することも楽しみです。 木の家に限定せずに自然素材を生かした温かみのある店舗、医院のお問い合わせもどうぞ。
自分で言うのも何ですが、私自身自宅では寛ぎたい派なので、強いて言えばモノトーンやクールな空間、緊張感のあるシャープなコンクリート打ち放しの建物は、あまり得意ではないと思います。
ここ、静岡県浜松市で家づくり・まちづくり・コミュニティづくりの専門技術のある、小さいくせに小技の上手な木の家づくり応援団になりたいと思います。
〒4311304
静岡県浜松市浜名区細江町中川7172-1366
(不在の場合がありますので事前に連絡お願いします)
TEL 053-522-1776
FAX 053-522-5776