薪ストーブの季節が近づいてきました(前編)

電動薪割り機
薪ストーブ1年生の頃の薪割り光景

 夏の凶暴な暑さが徐々に穏やかになってくると、薪ストーブの準備をしなくては・・・と重い腰を上げ始めるワタクシです。

 

少し長くなったので、記事を前編と後編の二分割にしてみます。

 

 2012年の2月から住み始めているので、12?13回目、(細かいことはまあいいや)のシーズンです。 本当はシーズンオフに煙突掃除をするのがいいそうなのですが、春先にウカウカしているうちに屋根のガルバリウム鋼板が熱い季節になり、シーズン直前に煙突掃除を始め、試運転を兼ねて寒くもないのに焚き始め、家族に冷ややかな目で見られるのが例年の流れであります。

 

 私にとっては、剪定した小枝の処分や現場の端材の焼却も兼ねているので、薪置場の片付けも兼ねてついついシーズンインが早くなってしまいます。 寒いから焚くのではなく、暑くないから焚くのです。 この気持ち、薪ストーブユーザーには分かっていただけるのではないでしょうか。

 

 薪ストーブ導入の方へのアドバイスにもなりますが、薪だけでなく小枝や割った薪も用意しておくほうがスムースな着火ができます。これは、つまり薪ストーブライフを楽しむハードルが下がることにもつながります。 着火に手間取ると、ストレスがたまりますし、スモーキーな香りを御近所にも撒き散らすことにもなるからです。 すんなり着火が意外と重要です。

 

 で、肝心な薪ですが私は、合板、集成材、防腐木材、塗料の付いた材料以外は焚いても良いことにしています。 石油由来のものは黒煙が出そうだし、ストーブ・煙突に悪そうという理由からです。

 

 肝心な薪は、我が家のような周りに畑も多い郊外の土地では、「切るけど要るか?」と、どこからともなくありがたいオファーがあり、本当に助かっています。 手頃な太さの薪が多く、割らなくても長さだけ揃えれば翌シーズンには意外と戦力になるものです。 以前は、レンタル薪割り機でまとめて割っていたこともありました。

 

 そんな訳で薪の保管場所(簡素でも屋根がほしい)、もらってきた原木を転がしておく場所、小枝の保管場所など、家の周りにスペースが必要です。

 

 肝心な薪ストーブ本編に到達する前に、今日はこのあたりで。