正月早々衝撃的な事件が続き、日本中が驚いたことでしょう。
1/1の午後、のんびりと昼寝をした矢先の出来事、近くで起きた地震とは違う、ゆらゆらと揺れる気持ち悪い揺れ。 2011年3月の揺れを咄嗟に思い出し、これは日本の何処かでとんでもないことが起きている、そう確認しました。
テレビから繰り返し鳴り響く津波警報があまりに印象的すぎて、日本中でこの地震の揺れの被害にはあまり目を向けていなかったように思います。 そして、それに伴う火災の被害にも。 また、東京湾のような埋立地でもないのに、新潟では液状化現象で著しい地盤沈下も起きたとのこと。
夜が明け、被害情報が明らかになりはじめると、津波の被害以外にも家屋の倒壊、それに伴う下敷き、火災による被害など、心痛む光景がテレビを通して目に飛び込んで来ました。
地盤のこと、液状化のこと、崖地のこと、耐震等級のこと、瓦屋根のこと、大地震がいつ来てもおかしくないと言われ続けている静岡県ですので書きたいことは頭の中に次から次へと浮かんできますが、もう少し整理してから書こうと思います。
一つだけ確実に言えることは、建築の設計をすることは人命的にも資産的にも相当な責任を伴うということです。
専門学校での新年最初の授業の際に、将来の「建築技術者の卵」に向けて伝えていこうと思います。
皆様、本年もよろしくお願いします。