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自然素材の木の家の普段の手入れ

 週末に木の家の自宅の手入れに取り組んでみました。  手入れというと少々大げさな気もして、「やっぱり、自然素材の木の家は手がかかるんですね。」と心配されるのは本意ではなく、人間で言えば、化粧水で肌を潤したり、オイルで油分を補う日々のメンテナンス程度のこと。

 

 メンテナンスにはそれぞれの流儀があると思いますが、我が家ではSharkスチームモップを掛けた後に、オイル系の塗料で忘れずに保湿するのが基本。

 

 何を塗るか?は、色々あって、プラネットカラーのハードクリアオイルだったり、エゴマ油ベースの匠の塗油だったり、いま手持ちが有るのは、オスモ社のワックス&クリーナー。 床の場合は、保護効果と同時にツルツルして滑りすぎない商品を選びたいもの。

 

 台所周りは微細な油が意識しないうちに飛んでいたのか、スチームモップ後は、サラッとしている。 我が家は信州カラマツという樹種の無垢床ではあるが様子を見ながら、自己責任で使用中。

 

 3年ぶりくらいのスチームモップであろうか? 手入れの際は、時期はあまり気にせずに、床がちょっと汚れたかな?油分を補いたいな?という感覚で良いと思います。 義務感を感じずにユルい感覚で良いのです。

 

スチームモップ後のサラッとした床材を見回し、大きな傷や汚れが気になるようだったら、サンドペーパーでシャカシャカと削る。 自然素材の木の家の無垢の床はこれが気楽でいい。 眺めてみると、何かを落とした跡だったり、子供がランドセルをドカッとぶん投げてついた傷だったり、今となってはそれほど気にならない。子育て真っ最中のパパママも神経質にならずに、安心してお過ごしを。 

 

 今回は、古くなったシーツで塗り広げたのですが、最後には油分でビシャビシャになるので、ついでにカサつき気味だった窓枠やトイレのコルクタイルも油分補給してスッキリしました。

 

 自然素材の木の家って、手入れが大変そうだと、恐る恐るの方もいらっしゃると思いますが、こんな程度の意識で良いのです。この程度で、ゴロ寝のできる気持ちの良い手触り足触りが得られるのであれば、「いいかも」って思いませんか?