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多分、富士山と近くなれた(と思う)この1年

ついに、静岡県富士山世界遺産センターへ

「ついに」、なんて大げさな話ではないのです、ホントは。 ついに、数年前に出し忘れていた宿題を出した程度のこと。

 

昔、散々話題になっていた有名建築を見たという話で、建築に興味の無い方には富士宮市といえば、富士宮やきそばとゆで落花生が思い浮かぶでしょうか。 

先日、仕事で富士宮市に行く用事があり、いつか行こうと思ったまま放置していた、静岡県富士山遺産センターへ。 世界的建築家、坂茂氏設計による施設のオープンからどうやら約7年も経っていたようです。 訪問予定の先延ばしはいけませんね。

今年は、眼の前に見える富士山に初めて登ったこともあり、私にとっては「富士山イヤー」であり、何か今までよりも富士山と勝手に近い関係になれたかなと思い込んでいます。

一の鳥居をくぐってアプローチを歩きます。 エントランスの水盤に映る姿は美しく、ここを訪れた誰もがスマホを向けてしまうように、やはり私もここで1枚。

この夏に富士山を登った景色を思い出しながら、内部の展示を見ながら螺旋をグルグルと回って、富士山を望む上部のテラスへ。映像展示も素晴らしく、未訪問の方もぜひ一度は訪れていただきたいと思います。 特に寒い日は、富士山が美しく見えるのでないか、と。

私自身、旅行と建築巡りは切っても切り離せない関係にあり、むしろ食べ物よりも建築と街歩きに興味があります。

ちょうど今頃放送中のブラタモリでは、東海道57次なんて気になるフレーズが聞こえますし、いまなお宿題がどんどん増えていくのも人生の楽しみかもしれませんね。