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心地よさは建物の内にも外にも

こんにちは、大林です。

 子供の進学やら引越やらであれこれ考えることが多く、すっかりブログ無精しておりました。 

いよいよ新年度、再開しましょうか。

 

 先週、札幌に行っておりました。 学生時代を過ごした街を再訪すると、懐かしいだけではなく、「この街で暮らした時間が自分の糧になっているな」と思うことがあります。 特に冬は寒いので、冬には冬の楽しみが当然あるのですが、春を待つ気持ちが多分他の街に住む人よりも強く、新緑が芽吹く時期の心踊る軽快感、梅雨のないサラッとした6、7月の喜び、初雪が降った日の思い出など、建物の外の四季の移り変わりに敏感なのでは、と感じています。

 

 今でも夏は芝生でゴロ寝をしたり、冬は薪ストーブを楽しんだり、アウトドアな暮らしが好きなのも、札幌での暮らしがバックボーンとなっていることは間違いありません。

 

 建物の中と外のつながりや肌の感覚は、今こうして住宅の設計をしていても大切にしたい感覚として染み付いています。皆さんの心の奥底に深く根付く街はどこですか?